単なる健康維持のためなのか、体調の崩れを整えるためなのか、あるいは薬の効果を高め、
疾患を治すためなのかにより変化してきます。
それぞれの違いは次のようになります。
所要量とは・・・
所要量とは、人間の持つ生理機能を考え、生体が採ることが望ましいとされる栄養を、
個人差やビタミンの効果を考慮した安全率をもとに示した、平均的な最低必要量のことです。
しかし、明記された数字も年齢やエネルギー消費量の異なる人、妊産婦、授乳婦によって、多少増減されます。
ですから「所要量」はあくまでも目安と考えてください。
必要量とは・・・
個人差によって決まるものでその時の健康状態や労働状態によって、身体が必要とする量が異なってきます。
また胃腸の状態によってもビタミンの吸収率にも差が生じます。
その個人の環境や肉体条件、労働条件によって、増減しつつ、所要量を基準に個人個人にあった量をみつけるもので、それぞれに違う数字となります。
ビタミンAの所要量
ビタミンAは小腸で吸収され、血中を流れ肝臓に運ばれ、貯蔵されます。
肝臓での貯蔵量は、ビタミンAの最低必要量の一年間分が可能です。
脂溶性ビタミンはこのように体内で貯蔵されるところに特徴があるため、摂取量が問題です。
しかし、ビタミンAの場合は幅があることを考慮し、摂取の際の参考にしたいものです。
一般的にビタミンAの一日の所要量は2000~2500IUと考えられています。
もしビタミンAを緑黄野菜からとる場合は、カロチンが生体でプロビタミンAとなり作用するため、吸収率がビタミンAの三分の一と低くなります。
したがって摂取量も一日6000IU以上を所要量となります。
ビタミンB12の所要量
ビタミンb12の吸収には、小腸粘膜の細胞と胃から内因子によって行われます。
よって胃の働きが阻止されたような場合は、ビタミンb12の吸収は悪くなりますので、
摂取量は多めにする心掛けが必要です。
欠乏症である悪性貧血は、胃病のある人に多く現れています。
そこで身体の状態が正常で安定している人の一日の摂取量は3μgとなります。
ビタミンCの所要量
生体におけるビタミンCが多く含まれていて、濃度の高いところは副腎です。
副腎はホルモン生成に関与し、身体バランスを維持するために必要な器官です。
基本的には300mgですが、
一日6,5rの摂取が最低必要です。
健康保持と増進、ビタミンC血中濃度を保ち、栄養バランスを整えるための所要量としては、
1日50mgが適正であるといわれています。
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